【ひゃっほい気球ツアー】感動!王家の谷の初日の出!その4
【ひゃっほい気球ツアー】感動!王家の谷の初日の出!その3
しばらくすると東の空に徐々に日が昇り始めます。
初日の出なんて日本だと見に行きませんが、それをエジプトで見るなんかもう、感動の一言です。
ほどなく……………
僕の大好きなアーティストBump of chickenの「車輪の唄」の一節が頭に浮かびました。
「同時に言葉をなくしたー坂を上りきぃったときー迎えてくれた朝焼けーがーあまりに綺麗すぎてー(チャーラーララララー♪)」
まさにこれ。圧巻の一言。
ここ数年、運がいいことにハッピーニューイヤーは海外なのですが、ハッピーニューイヤーを迎える瞬間は盛り上がって花火があがる場面をよく見ます。ただ、元日をこういう形で迎えることができたのは初めてで、斬新なデザインです。
非常に気分がイイです。なんか王様になったような気分になれます。
【ひゃっほい気球ツアー】感動!王家の谷の初日の出!その2
少し早めに帰休は上空に上がり、パイロットはまず王家の谷や昨日のツアーで回った神殿などを上からみせてくれます。
王家の谷にあるすべてがまさに真上から見えて、中々感動できます。
気球の操縦士が「あれがキングバレーだよー!」なんてガイドしてくれています。
おおー、昨日この周辺が一望できます。辺りは明るくなり始めているので、確認できます。
【ワニワニパニック】~貧乏小学生たちの遊び方(マネしちゃやーよ)~
ネットニュースでふと見かけた中に懐かしい、「ワニワニパニック」に関する記事を見かけたので、私も一節ご相伴にあずかろうかと思う次第です。もうだいぶ昔の話なってしまいますが、少ない小遣いでいかにその月を愉快に過ごすのかを考えるのも小学生の仕事というもの。
我々のような貧乏小学生にとって1回100円を消費してしまうゲームセンターはまさに高貴な遊びでした。
100円もあれば駄菓子屋で結構な量のお菓子が買えてしまいます。
ワニワニパニックというのはゲームセンターなどにある、いわゆる「もぐら叩き」のワニバージョンなのですが、一時期我々はこれにとにかく熱中しました。
しかし金はない。が、遊びたい。
そして編み出したのが、ワリカン。1回100円のゲーム代を小学生4~5人でワリカンにすればいいと思い立つわけです。そうすれば1ゲームの費用は20~25円で済みます。5体いるワニのうち、じゃんけんで勝つとハンマーを使う権利がもらえたり、より端のワニが叩きやすいので端よりのワニを叩く権利がゲットできたり。
金がなくてもなんとかして遊びたい小学生が絞り出した知恵でした。ずいぶん怒られもしましたけど。
そして..........
「うおおおおお!!」とか「はああああ!」とかおよそゲーセンには似つかわしくない気合の入った声とともに素手やハンマーで力の限り叩きまくります。
たまたま通りがかった友達の母が「何かを袋叩きにしているみたい」と表現していたとおりで、
今まさに仇の首を切り落とさんばかりに両手で掴んだハンマーをフルパワーで振り下ろします。
“ガンッ!バコン!”みたいなすごい音が響き渡るその光景たるや…
たかだか小学生の力とはいえ、これではゲームセンターの管理人と叩かれるワニはたまったもんじゃありません。
今でこそ笑い話にもなるってもんですが(?)、いや、その節は本当に申し訳ないことをしました。
ワニが一回出るごとに1回叩けばそれで1点であって、3回叩いたところで1点以外のなにものでもないのですが、そこは貧乏小学生のなせるわざで、これでもかと叩けるだけ連打で叩き倒します。
「20円も払っているのだから、できるだけ強く、多く参加する」という意識です。貧乏性丸出し。
もはや、「一回ワニが出るごとにどれだけ叩けたか」というゲームに変わってしまっています。
ゲームが終わるころにはほぼ全員肩で息をしていて、3ゲームもやれば汗をかいているといった具合です。
もはや、ゲームなどという概念は超越したところにいます。ただ、よってたかって叩いているくせに意外と満点が出ず、99/100とかばかりでした。
そういうことをすれば当然管理人は怒るので、わざとゲーセンの管理人のおばちゃんがいないのを見計らって100円を投じることも度々ありました。
他の叩き系ゲームからハンマーを拝借したり、タオルを巻いたこぶしで殴ったり、しまいには“かかと落とし”までやってる始末。まさにやりたい放題。
故障どころか、ゲームの最中に“エラー”が出て途中で中断してしまうことまでありました。
その時は一斉に逃げます。
その後「1、ゲームはひとりで行うこと!」「2、強く叩かないこと!」…みたいな5箇条くらいからなる大きな注意書きが張られたのは心当たりがありすぎるとさ。ニャンニャン。
【ひゃっほい気球ツアー】感動!王家の谷の初日の出!その2
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少し早めに帰休は上空に上がり、パイロットはまず王家の谷や昨日のツアーで回った神殿などを上からみせてくれます。
王家の谷にあるすべてがまさに真上から見えて、中々感動できます。
気球の操縦士が「あれがキングバレーだよー!」なんてガイドしてくれています。
おおー、昨日この周辺が一望できます。辺りは明るくなり始めているので、確認できます。
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【ひゃっほい気球ツアー】感動!王家の谷の初日の出!
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宿に着いたとき、気球ツアーを予約しようとオーナーに聞くと12月30日と元日なら空いているとのことで、それなら日本人たるものジャパニーズハツヒノデしかあるまいと元日をチョイス。こんなもん1択です。
オーナーいわく「元日の気球ツアーに空きがあるなんてミラクルだ。ユー、スーパーラッキーボーイだよ!」
とのこと。ワタクシHiraheel、こういう運はあります。旅では結構ラッキーなくじを引くタイプです。
まぁただその値段「65ドル」という、手持ちのドルをなかなかにして吹っ飛ばしてくれるカメハメ波プライスです。
700ドル近く持ってきていましたがこの先足らないんじゃないかと不安になります。もう300ドルもありません。
旅はまだ中盤戦なのに。ドルは持っていきすぎかな?くらいでちょうどいいですね。
大みそかは気球ツアーに向けて8時に就寝→0時前にちょい起き→ニューイヤーでなんかないかと街をウロウロ→なんもないじゃないかクソぅ!→フテ寝→5時にピックアップとのことでしたが、一向に来ません。
もう5時半すぎです。日の出は聞くと6時過ぎ。
「やばいよ、日の出になっちゃうよ!」と焦ります。
当たり前ですが、気球に乗って日の出を見たいのでオーナーに電話で確認してもらいます。
「もう来るって言ってるズラ。」という言葉通りホテルの前にバンが止まり、それに乗り込みます。
“でもこっから王家の谷は遠いぞ、昨日のツアーじゃ行くのに20分はかかったし。”
と思っていたら、そこに待っていたのはボートです。
真っ暗な中ボートに乗り込み、対岸へ。ただでさえ寒いのに、水上はもっと寒いです。
「アタイってば、元日早々なにやってんのかしら!」と散々文句などをいいます。
「ガチガチ、寒いのうぅ…。」
対岸には車が待機していてくれ、5分そこそこで気球乗り場へ。
こういうところはさすがにプロフェッショナルです。
ちゃんと日の出に間に合うように設定してくれています。
まぁこれで気球乗る前に太陽がのぼったら怒るってもんですが。
着いてすぐ名前を聞かれて気球のバスケットに乗りこんだら、もう即、ふわりと浮き始めました。
バスケットデカいです。20人くらい乗っていて「ほんとに浮くのか?」と思うくらいです。
ただ余裕で一気に50mくらい急上昇します。
アワワワワワワワワ!コワイ!コワイ!
ビビッているのは僕一人だけでしたが、端は怖いので真ん中よりに。日の出はまだです。
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【焼きとうもろこしin エジプト】~うまくもなく、不味くもない…~
色は白
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ですね。こういう品種なのかな…。
トウモロコシそのものがやけに長いのと粒が気持ち大きいかなと思います。
ただ、日本のトウモロコシみたいに甘さとかコクみたいなものが全くありません。
一言でいうと「おいしくない」。
かといって不味くもないので、何とも不思議なトウモロコシ風味のトウモロコシをモシャモシャ食っているみたいな感じです。2、3口食って口いっぱいに咀嚼してようやくかすかに“味”がします
エジプトでは一番よく見る“屋台”です。
火が通っているので安心して食える方の食べ物です。
1本5エジプトポンド(30円くらい)。経験として1本食えばもういいかなと思います。
小腹がすいたときのおやつみたいな感じでした。
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