【ひゃっほい気球ツアー】感動!王家の谷の初日の出!

 

 

宿に着いたとき、気球ツアーを予約しようとオーナーに聞くと12月30日と元日なら空いているとのことで、それなら日本人たるものジャパニーズハツヒノデしかあるまいと元日をチョイス。こんなもん1択です。

オーナーいわく「元日の気球ツアーに空きがあるなんてミラクルだ。ユー、スーパーラッキーボーイだよ!」

とのこと。ワタクシHiraheel、こういう運はあります。旅では結構ラッキーなくじを引くタイプです。

まぁただその値段「65ドル」という、手持ちのドルをなかなかにして吹っ飛ばしてくれるカメハメ波プライスです。

700ドル近く持ってきていましたがこの先足らないんじゃないかと不安になります。もう300ドルもありません。

旅はまだ中盤戦なのに。ドルは持っていきすぎかな?くらいでちょうどいいですね。

みそかは気球ツアーに向けて8時に就寝→0時前にちょい起き→ニューイヤーでなんかないかと街をウロウロ→なんもないじゃないかクソぅ!→フテ寝→5時にピックアップとのことでしたが、一向に来ません。

もう5時半すぎです。日の出は聞くと6時過ぎ。

「やばいよ、日の出になっちゃうよ!」と焦ります。

当たり前ですが、気球に乗って日の出を見たいのでオーナーに電話で確認してもらいます。

「もう来るって言ってるズラ。」という言葉通りホテルの前にバンが止まり、それに乗り込みます。

“でもこっから王家の谷は遠いぞ、昨日のツアーじゃ行くのに20分はかかったし。”

と思っていたら、そこに待っていたのはボートです。





真っ暗な中ボートに乗り込み、対岸へ。ただでさえ寒いのに、水上はもっと寒いです。

「アタイってば、元日早々なにやってんのかしら!」と散々文句などをいいます。

「ガチガチ、寒いのうぅ…。」

対岸には車が待機していてくれ、5分そこそこで気球乗り場へ。

こういうところはさすがにプロフェッショナルです。

ちゃんと日の出に間に合うように設定してくれています。

まぁこれで気球乗る前に太陽がのぼったら怒るってもんですが。



 

着いてすぐ名前を聞かれて気球のバスケットに乗りこんだら、もう即、ふわりと浮き始めました。

バスケットデカいです。20人くらい乗っていて「ほんとに浮くのか?」と思うくらいです。

ただ余裕で一気に50mくらい急上昇します。

 

アワワワワワワワワ!コワイ!コワイ!

 

ビビッているのは僕一人だけでしたが、端は怖いので真ん中よりに。日の出はまだです。