クソオーナー現る in アスワン

長い長いロングフライトもようやく最後です。

カイロ→アスワンを移動。時間通りとはいえ、ド深夜です。アスワンめっちゃ寒い!ド冬です。

この後もこの朝晩の寒暖差に随分と苦戦しました。日中は半そででも全く問題ないのに、夜になると一気に気温が下がってかなり着こまないと寝れたもんじゃありません。夏or冬の切り替えスイッチがあるのか思うような急変化です。



そして最悪は続きます。

アスワンのホテルを予約した際に、空港までのピックアップがあるというのでお願いしていましたが、完全に忘れられていました。誰もいません。マジでイラッとしました。出発前のメールのやり取りが全部パーです。

 

ヒラ「深夜着なので、送迎をお願いしたい。到着が深夜なんだけども大丈夫かな?」

A「もちろん、いいとも。何時に着くんだい?便名も教えてくれるかい?」

ヒラ「エジプトエアーの90便で、23:40にアスワンに到着するんだ。申し訳ないね!」

A「いや、いいよ。了解した。私は○○だ。君の名前を書いた紙を持って立っている。じゃあ会えるのを楽しみにしているよ!」

 

なんていうメールのやり取りも含めて、何回かに分けて、「ツアーもあなたのとこで予約したい」とか“ヨイショ”を重ねて、事あるごとに忘れないように「深夜便で着くから、申し訳ないけどピックアップ頼むね!」みたいにそれとなく伝えていたのに!ド深夜に重たいリュックを背負って一人立ち尽くす。寒い。

この空港周辺には何もないし、そのまま空港で夜を明かすわけにもいかず、市内まで20ドルというぼったくりタクシー(これでもクソ値切った)であのクソオーナーのホテルに連れてってもらいました。ここからもうひと悶着です。

ホテルに着いてもまず看板がないのでどこか分からず、タクシーの運ちゃんがその辺のひとに聞いてくれ、

「どうやらここみたいだ」みたいに指さしてくれてます。

入口が閉まっていては入れず、散々ピンポンを押してようやくオーナーみたいなやつが眠たそうな顔して出てきました。

しかも「​​こんな時間になんの用事だバカヤロー​​」みたいなことを言っています(表情から読み取るに、きっと)。

お返しに、「お前がバカヤローだクソヤロー!」と日本語で。

そもそも私が予約しているのを忘れているようでした。

マジでぶち切れそうになりましたが、疲れていて「もう、いいや」。24時間も飛行機に乗りクタクタですし、日付も変わったので一刻も早く横になりたい一心です。



寝る前に一応アスワンのメインイベント「アブシンベル神殿ツアー:明日出発編」をその場で予約し、風呂にも入らずに寝ました。

今はいったん寝てはとりあえずシャワーを浴びて、市内で両替をしてから街並みなんぞを見てやろうかと思います。