【治安】～エジプトは今日も平和でした。＆拙者が思うに～

日本にいてエジプトの予習をする中でやはり不安だったのは治安に関することでしたが、結論から言って至って平和でした。どの街でも真夜中でも普通にウロつきましたし。日本のニュースとかで暴動が起きている映像だったり、イスラム国が――とか外務省の渡航情報なんかをみて「エジプトって危ない国だ…」と極端な考えに偏るのは日本人特有なのかなと思うわけですが、それなりに海外を歩いていると思うに、どこに行こうと結局

「自分の目で見ないと分からない」という一言に尽きます。

確かに我々は冒険家ではありませんし、“安全に行って無事に帰ってくる”とか“わざわざ危険なところに行って身ぐるみはがされたりするのはバカげている”というのは理解できます。ただ、間違った情報に踊らされて見に行きたいものをチュウチョするのもMOTTAINAIような気がします。

現に、先進国で観光立国だといわれるフランスやイタリアのゲストハウスに滞在すると日本人同士で

「財布を一日に２回スられた！」「バスの中でよそ見してたらリュック取られた！」「変な薬を飲まされそうになった！」「暗がりに連れ込まれて襲われそうになった！」なんていう損害・被害の大合唱です。

結局のところ、どこに行こうと日本のマスコミが植え付けるイメージと自分自身の勝手な思い込みで「日本と同じで安全なはずだ。」と思っているから被害に遭うんであって、「どの国に行くか」ではなく「その人の中に正しい情報がない」というだけだと思います。

「危険かもしれないけど、思い切って！」ではなく、正しい情報をもとにきちんとウロつけばいいだけ。

日本にないなら現地の人から仕入れたっていいわけです。

「キャンプに行けば虫よけスプレーをする」のと同じように「財布にチェーンを付ける」「リュックに鍵をかける」という“当たり前”を虫よけスプレーをするのと同じように自分にインストールするだけ。

そういう意味でいうと現在の日本でネットで調べてもなかなか頼りになる情報がないのは何とも不思議。

肝心な知りたいこと情報がイマイチ出てこないのはなんでか分からんものです。

なので私はなるべく自分の目でみたソノママの情報をお伝えし、「安全に行って楽しんでほしい」という願いを込めてお届けしたいと思う今日この頃デス。合掌。